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評価される人されない人



タイトル:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

著者:ふろむだ



上司に勧められて、この本を読みました。

すごく胡散臭さを感じるタイトルなけど、内容的にはすごく興味深い本でした。

この本を誰かにオススメできるかと言われるとちょっと困るし、「良い本」だと言えるかどうかも分からないけど個人的にすごく好きな本。



キーワードは「錯覚資産」


錯覚資産とは人々が自分に対して持っている自分に都合よく働く評価のバイアス。「この人が言うことなら正しいだろう」とか「この人ならきっとこの仕事をやり遂げてくれる」とか。

この本は成功したいならこの錯覚資産を増やせと言う。

その流れはこう、

  • 錯覚資産を持っている人は実力のある優秀な人と認識される(この時点でその人に実力があるかどうかは関係ない)。そんな人の周りには「成功するための環境」が勝手に構築される。

  • 良い環境や成功の機会がより与えられる人は、本当にそれに見合った実力をつけることができる。

  • それにより実力を得た人は、さらに錯覚資産を得ることができる。


確かにこう言われると納得いく気もする。

人に何かを頼む時、ちゃんとやってくれそうな人に頼みたいしそれで完璧にこなしてくれたらまた次もその人に頼もうと言う気持ちになる。

スティーブ・ジョブズやイチローの成功の秘訣を聞いた時に、「ジョブズ」の言うことだからと言う理由で受け入れてしまう。

(実際には彼らの人生は(前世の記憶がない限り)1/1の成功率なわけで統計的に見るとたまたまである。)


ただ逆に、人生の成功はほとんど運次第であるって言われてもそれはそれでちょっと納得いかない。著者的にはこれも思考の錯覚らしく、運も実力だと思いたいらしい。


世の中、こう言う思考の錯覚がいっぱいあってらしく本文では、ハロー効果が紹介されています。

ハロー効果って初めて聞いたんですけど、これはこれでなんだかんだ経験あるなぁと言う感じでしっかりそう言う概念として確立されてるんだなって驚きました。



錯覚資産を増やすには?

錯覚資産が増えやすい仕事にどんどんチャレンジしましょう。その中でめちゃくちゃ増えそうな「当たりの仕事」に対して全力すると効率よく増やせるらしい。


個人的に感じたのは、この色々チャレンジする人って認識がすでに「錯覚資産」なのかなって言う気がしました。(もちろん引き受けた上で中途半端にしかできないなかったら「錯覚負産」なるものが溜まっていくとは思いますが、、、)


こんな感じで、この本には人の認知の勘違いとその勘違いをどう利用するかということが書かれています。ちなみにこの本の著者は


著者が運営するブログの累計読者数は数百万人を超える

複数の企業を創業、さらにそのうち1社を上場

有名な本の監訳、翻訳、執筆、海外講演の経験がある


と言う人で、色々な俗に言う「成功者」の知り合いも多いらしい。

これを聞いて、今まで錯覚資産を胡散臭いと思ってた人も、ちょっとは内容に興味を持ったり、ちょっとは説得力を感じたかも?


それがまさしくハロー効果によって生じて、著者が読者から得た錯覚資産なんでしょう。

これをどう使えるか、本当に使えるかは僕には分からないですが、心の片隅くらいには置いておこうかなと思った本でした。


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