- みはなだ
情報のお話
体調を崩さず、コロナにかからずお過ごしでしょうか。
今日は「情報」のお話です。このインターネットの情報の海のなかで生活する中で最近感じたことです。どんなことかというと、
最近よくみる情報って、「分かる」ではなく「分かった気にさせる」を目的としていると感じてて、そんな情報をしっかり「分かる」って難しいぞっていう話です。
Twitterなどで見かける、分かった気になった人達の口論をみるとキツイものがあるよなって話です。
そして情報の海の中でも溺れずに泳ぐためにはどうしようかなって話です。
ただの、叩きたがりのネット弁慶はどうしようもないのでブロックしましょう。そもそも画面の向こう側に人がいることを意識できない人はネット使わない方がいい。
きっかけは、今世界的に話題の新型コロナウイルスだと思います。
ちなみにウイルスの名前が「SARS-CoV-2」で、そのウイルスによって引き起こされる病気の名前が「COVID-19」ですね。
「コロナウイルス」とTiwitterやFacebookなどで検索すると山程引っかかります。
もちろん天下のGoogle先生に聞いてみてもたくさん引っかかります。
試しに調べてみて欲しいんですけど、訳のわからないまとめサイトいっぱいひっかかるんですよ。
コロナウイルスに対する不安を煽る記事
政府の対応を叩く記事
他の記事をまとめた記事
そして、こういう記事の情報源として最近Twitterの誰かの呟きが出てきます。
「コロナで〇〇になる、やばいぞ」→「なんでかっていうと、Twitterとかでみんないってるでしょ?」って流れですね。
みんなが言ってるから本当だろうっていうのを狙ってる訳だ。
まあ、多くの情報メディアが広告収入で成り立っているので、まず見てもらう必要があるので見たくなる広告タイトルが大事+記事数も多い方がいいのでさっさと情報を集めれるTwitterがちょうどいい。なんとなくわかります。
昔からこの手の記事はあったので特に何も思わないんですけど、「自分が信じている内容と反対のことをのべる記事」を比較的公的な機関が出した時に否定的なところから入る人達が最近よくみるようになった気がします。
特に世界の情報より、日本の情報の方が叩かれがちなイメージですね。「欧州では〜をしています。」「中国ではマスクが踏みつけられて衛生面に問題があります。」「満員電車をなんとかしてください」とか?いろいろTwitterで見かけました。
どの情報を正しいとするかは人それぞれだと思います。ただその情報をいかにも正しいように、信じない人間を敵にするのはちょっとやめません?
少なくとも自分より、専門的な知識を持ち、いろいろな情報が手に入れれるであろう立場の情報を信じずに、分かった気にさせるだけの何もわからない記事を信じるのって非常に危ないでしょ。
新しい情報が出るたびに前のツイートを消して、手のひらくるっくるな人間より、まだ立場がある人が立場を踏まえた上で発言している情報の方が信用できると思うんですが、どうなんでしょうね。
SNSが非常に広まり、情報は手に入れやすくなったと思います。またSNS以外にもYoutuberなど、ただの一般人の発言力が非常に大きくなってます。
いろんな有名人が自粛を訴える動画や記事を出してます。それはいいと思うんですが、「ウイルスに関する専門性の高い知識を持たないただフォロワーの多い一般人」の言葉が公的機関の言葉より影響が大きいことって個人的にすごく興味深いです。
個人的には結局「分かりやすさ」なのかなって思ってます。思考停止って言ってしまえばそれまでですけど、自分の拠り所が自分にないんじゃないかなって。
「みんなが言ってるから」「難しい記事は何いってるかわからない」「推しがいってるから」「今の政府は信用ならないから」とかいろいろ見かけたけど、結局自分で考えた結果出てきたような理由じゃないのが多いです。
思考放棄して誰かの思考に乗っかるのはすごく楽だと思うけれど、非常に危険かと思います。あとたまにすごく恥ずかしいことになってますね、キツイ。
例えば、政府に満員電車なんとかしてくださいとか、文句のリプを飛ばしている人。とりあえず、次の選挙では共産党を推して社会主義国家にしてもらうように目指しましょう。もしくは、ちゃんと自分の会社に文句を言いましょう。
例えば、他国の結果だけをみて現金支給をしろという人、金ってばらまきゃいいもんじゃないんですよね。僕は詳しい知識がないのでどうするべきかは「分からない」ですが、そこらへん知識を持った上で言っているんでしょうか。
まあなんにせよ、「めっちゃ情報あるけど、自分で考えず、情報を鵜呑みにするなら、新聞、ラジオ、ニュースなど情報発信の責任を問えるところの情報を信じてね。
そして、もしそこを信じないなら、自分で考えることを放棄しないでほしい。自分が信じた理由をちゃんと説明できるような情報を自分の情報として持って欲しいな。」ということがいいたい話でした。
「分からない」ことは決して悪いことではなく、「分かりやすい」は必ずいいわけでもないと思うんですよね。自分で考えることって難しいですけどね。。。
それでは、体調にお気をつけて元気に生きていきましょう。